私はハッピーエンドが大好きです。アメリカ人が真剣に取り組んだことの中で、ハッピーエンドシステムほどの発明はないでしょう。話を転がすだけ転がしておいて、最後はどんな流れであろうが、キスしてエンドマークです。その不自然さを嫌う人もいますが、私はむしろとんでもない不自然さでキスしてくれた方がいいんです。それこそが映画的というやつだといって諸手を挙げて賛成します。
目の前でキスをしたという事実があるからには、観客は彼らが恋に落ちたことを認めざるをえなくなります。いかに直前までいがみあっていたとしても、そんなことは次の一瞬の飛び道具的な事実の前に無力化します。映像=事実=行為の力が最高に発揮される瞬間です。そんな古きよきラヴ・アンド・ピースを、現在一番わかっているのは窪塚くんではなくして、ウディ・アレンとコーエン兄弟に他ならないのです。(私がミーハー的になって、彼らの前で批判精神を無力化されているものまたひとつの問題です。)
アメリカ大統領とテロリストがキスしてエンドマークという話を映画にしたらすごく面白いと思います。ただしこの話にはリアリティがなさすぎます。ひどい話です。この場合悪いのは映画ではなくて世界の方です。もし世界への批判精神から世にも恐ろしい戦いの映画を作ったら、リアリティ満点で素晴らしい映画になることは間違いないでしょう。但しそれで終わってしまえば現在を描いたにすぎないわけです。そこからさらに踏み込んで、作品に未来へのメッセージを込めるならば、バッドエンドにしてはいけません。キスしてエンドマークという希望の未来を臆面なく描くことができる監督の良心がとても好きです。
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[2003米/UIP] [監督][脚本]ジョエル・コーエン [製作][脚本]イーサン・コーエン [製作]ブライアン・グレイザー [脚本]ロバート・ラムゼイ/マシュー・ストーン [撮影]ロジャー・ディーキンズ [音楽]カーター・バーウェル [出演]ジョージ・クルーニー/キャサリン・ゼタ=ジョーンズ/ジェフリー・ラッシュ/ビリー・ボブ・ソーントン/セドリック・ジ・エンターテイナー/エドワード・ハーマン/リチャード・ジェンキンス



引っ越したアパートの前に桜が咲いていたので、木の下でくるくる廻ってみましたら、近所のおばさんが痛い子を見る目で見守ってくれました。
そんなかんじで孫は元気。
じぃやん金くれ。
自分の好きな映画を死ぬほど見て、楽しんでください。
好き嫌いの問題は論理では解決しません。ピーナツがいかに美味しいかという説明を受けても、私はピーナツを口にする気はありません。
但し、ある日ひょんなことからピーナツを食べて、美味しいと感じたならば、こんなラッキーなことはないです。機が熟するのを待つのみ。
金の相談は、持てる方の所へ行ってください。スレ違いです。一応参考までにこちらをどうぞ。
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わたしにもできる銀行強盗
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