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2004年06月26日

カレンダーガールズ 故マサキ杏平氏に捧ぐ

カレンダー・ガールズ 特別版映画において、物語がフィクションであることとノンフィクションであることに大差はありません。私はこの映画を実話だと意識せずに、他のどんなジャンルの映画とも別なく楽しんで観ていました。ところがエンドロールの前に実話を意識せざるを得ない注釈が入り、鑑賞後しばらくずっとそのことが頭を離れなかったのです。この手の実話映画にはありがちですが、本末に「故〜に奉げる」や「この後19XX年に〜に成功」などの注釈は、映画を楽しんでいる者にとっては正に蛇足で、一気に現実に引き戻されてしまいます。久しぶりの実話映画だったので、そんなことを思い出しました。

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2004年06月24日

ファインディング・ニモ 科を超え類を超え

ファインディング・ニモディズニーというと世代を超えて愛されているイメージがありますが、僕らの世代はみんながみんなディズニー映画のほとんどを見ているというわけではないでしょう。実際僕もディズニーの世界そのものにあまり親しみがありません。完璧な嘘の良さというのもわからなくはないですが、それに手放しで酔うということがどうもできません。ディズニーランドもそんなに行ったことないですし。このファインディング・ニモはディズニー映画でもPIXARという別の会社でつくっています。ですからいわゆるディズニー映画とは違います(現にPIXARはThe Walt Disney Co.との関係を解消)。この映画のほとんどは海の中で展開していきますが、そこには多種多様の生物が登場します。哺乳類、鳥類、そしてもちろん魚類。彼らには種や個によってそれぞれ個性があります。数秒前のことを覚えていられなかったり、潔癖症だったり、水槽のガラスに映った自分の姿を頭のいかれた双子の兄弟だと思ったり。自分を変えようと魚を食べるのを断つサメなんかも出てきます。彼らはそれぞれ違った認知をしているので、同じ海、水槽(または空)で生活していても異なった時間、空間を生きています。

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2004年06月15日

華氏451 ≒摂氏233 ≠華氏911 ≠KURE556

華氏451ちょっと古いニュースです。マイケル・ムーア氏が『華氏911』というタイトルの映画でパルムドールを受賞しました。配給に関していろいろとモメたようですが、日本でもそろそろ公開されるそうですね。(恵比寿に行くのはちょっと面倒ですけれども)楽しみにしています。




華氏451は名作中の名作、今敢えて書くこともないと思われるので、今日はSFの見方について考えてみたいと思います。

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2004年06月11日

ビッグ・フィッシュ/KILL BILL Vol.2  視線の在処

キル・ビル Vol.2劇場、前方にあるスクリーンを見つめていたはずの私の視線がまるで呆けていて曖昧だったのではないかと疑いたくなる。それほどこの二本のアメリカ映画はその内部に向けられた視線の有様を、一方は幻想的なほら話で、もう一方は日本刀の鋭利な切先で観客に突き付ける。大風呂敷という名のスクリーンは観客の視線から身を翻すように「視線の在処」をフィルムの内に見出しつつ、我々を安全な場所にいる観賞者でいることを許さないだろう。

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2004年06月05日

みなさん、さようなら 私にはそのユートピアが信用ならない

みなさん、さようならビッグ・フィッシュのあとに見ますと、何だか暗い。コメディーなのに。画面の色は薄ら暗く、音楽も重たい。ビッグ・フィッシュがのめり込ませてきたようには観客を映画世界に没入させてくれません。物足りない気持ちで数日過ごしてみて、段々とああなるほどと沁みてきました。

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2004年06月03日

デザインを変更しました。

JUGEMのほうで新しいデザインテンプレートが用意されましたので、乗り換えてみました。以前トップページに鎮座いただいた大仏さまにはそのうち再来迎ねがいたいと思っています。




尚、サイトデザインにあたり(実はずっと前から)、ふろむにぅじぃのtakkyun様が開発なさったツリー化スクリプトを利用させていただいております。この場を借りて御礼申し上げます。




話は変わりまして先日、JUGEM発行のメールマガジン「寿限無通信」で当サイトを紹介していただきました。おかげさまでアクセスがプチ・バブルです(もう収束気味ですが)。もしKINEMAtographの映画記事をお気に召しましたら、ブックマークして頂ければ幸いです。次回お越しの際はさらに記事を充実させてお待ち申し上げております。




追記:大仏様ご来迎中です。(2004/6/5)

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